ひさびさにいい話♪

　皆様、ずいぶんご無沙汰しました。前回のブログから早４ヶ月、季節も変わりました。
あれから母は自分なりにふんぎりをつけたらしく、くよくよしててもにこにこしてても
1日は1日、1年は1年。同じ時なら明るく過ごした方がいいに決まっている、先の不安を
考えるのをやめたと言いました。そのせいもあるのか、食事も意識的に食べるようになり
リハビリも始めました。一度は辞めると言っていた陶芸サークルも毎月1回は顔をだし、
おしゃべりを楽しむようになり、要介護度も「横になることを常態とし、トイレに行くのも
たいへんな」３から１に変わり、家の中の移動くらいならなら車いすなしでも移動できる
ようになりました。処方された抗がん剤も多少の副作用はあるもののかなりの効果を
あげており、ひょっとしたらこのまま治ってしまうのではないかと甘い期待を抱いて
しまうほどです。父の方は治療に思うような効果は上がりませんが、日常生活では苦痛も
不自由もないようです。兄弟とも話し合って父母の残された時間は安楽に心安らかに
過ごしてもらうことを第一に考えることにし、お正月にしか顔を見せなかった二人の
弟は月一ペースで訪ねてきては部屋や庭の掃除をしてくれたり、食事に連れ出して
くれたりとサポートしてくれるようになりました。この年になって、こんな状態になって、
生まれて初めて兄弟がいてよかったと実感しました。

コメント 3

おひさしぶり。

＞同じ時なら明るく過ごした方がいいに決まっている
お母様がその心境に達するまでいろいろな葛藤があったにせよ、
とても前向きな考え方に共感と安堵を覚えます。

実は、８６歳になる僕の父が現在入院中で、兄の家族も含め、介護の
問題に直面しているものですから他人事とは思えません。
うちの父も、頭はしっかりしているので、インディさんのお母様の
ような心境になってくれればと思うのですが・・・。

いずれにしても、ご両親のダブル介護は想像を絶します。
ご兄弟の協力は本当に嬉しいことですが、インディさんご家族に
一番負担がかかることですから、介護する側の健康にも充分
ご配慮下さいね。
by horigon (2010-02-02 08:55) 

、あの懐かしいアイコンが・・誕生日を祝ってくださって。
前記事から気にはかかっていましたが、全体的によい方向に向かっておられるようで、嬉しいです。
何よりも、お母さまの意識変革。ワタシもね、年を１つとるたびに、ため息が出るのです。よくてあと１０年かな？とか、つい後ろ向きになり勝ち。でも、残された年月を、なんとか充実させて終わりたい、という気持ちに押されています。

インディーさんの負担も、ご兄弟の理解を得られて、幾分軽くなったのでは、と一安心です。
これからもご苦労は絶えないでしょうけど、元気をだして、ご両親さまを励ましてあげてくださいね。[はーと]
by okko (2010-02-02 10:32) 

horigonさん、okkoさんいろいろご心配をおかけして申し訳ありません。介護申請には下の弟が全面的に動いてくれて、ケアマネの方も祖母の時に相談に乗っていただいた方がまた担当してくれて親身にお世話してくれます。自分一人で、とか家族うちで何とか、は結局介護されている人にもストレスになるので使える公共サービスは積極的に活用した方がいいみたいです。　
okkoさんと母は年が近いのでそんな気持ちちょっとわかるような気がします。健康は大事です。でもその健康も心の持ちようでずいぶん変わることがあり、また変えることができるものだということを母に教わりました。
実はもうひとついい話があったのですがたび重なるフリーズに頭にきて断念しました。近いうち、またアップします。今度はごん様に教わったように下書してアップするようにします。
by INDY (2010-02-02 23:13)