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七宝焼に挑戦!(2) [趣味]

 今日のテーマは「重ね塗り」です。一昔前の「七宝」と言えばコレ!という技法だそうです。

 紹介しようと思って今回はデジカメを持って行きました。

 「重ね塗り」は予め模様がついている"模様プレス銅板"というのに同系のグラデーションの絵の具を使って彩色していく技法です。

 ①酸洗いした銅板に下地として銀白という絵の具を薄く一面に塗り1回目の焼成をします。

銀白をのせたところ


1回目の焼成が済みました

②この上に彩色用の絵の具をのせていきます。
 

絵の具は焼成すると色が出てきます。焼く前の色は似ても似つかない色だったりします。

③必要に応じて色を重ねたり加筆したりして焼成を重ねます。

④最後に背景色を塗ってさらに焼成してできあがり。

普通なら台座をつけてブローチやペンダントなどに仕上げますが、今回はキットになっていなかったので後日髪留めかスカーフ止めに加工しようと思っています。


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コメント 6

horigon

おはようございます。
おっしゃるように、仕上がりの色が前の段階と全然違いますね。
これだと、慣れないとイメージどおりの色を出すのが難しそうですね。
by horigon (2006-11-06 05:53) 

INDY

>horigonさん   本当にたいへんです。今回彩色に使った絵の具は透明色というグループの色で、盛り方や焼成回数によっても濃淡がくっきり出てしまってグラデーションにならなかったり色が飛んでしまったりで苦労しました。この作品で思った色に出たのは葉に見立てた(カトレアなのですべて花弁なのですが)ふちの部分の銀色だけでした。
by INDY (2006-11-06 09:15) 

荒井太一

文と写真を見ながら、ふむふむ、と読み進めましたが、
最後の一枚を見て、驚き!
色の違いもそうですが、タバコとの大きさの比較!ちっちゃ!
ずいぶんと細かい作業なんでしょうね~
by 荒井太一 (2006-11-06 11:57) 

INDY

>荒井さん     これでもかなり大きな部類なんですよ。絵の具は筆ではなく、ホセという竹串の先をナイフで削って絵の具を載せやすいように加工したものを使います。細かい作業好きな人向きかも。
ちなみに台に使っているのはかまぼこ板です。
by INDY (2006-11-06 18:13) 

ゆ〜ひ

(^¬^) 最初、クッキーが焼けるのかなーと思っちゃった。
でも、すっごいきれいな作品が出来上がりましたね。
なるほど、髪留めにぴったりかも(゚ー゚)(。_。)ウンウン 
これからいろいろな作品が見られるのが楽しみです。 (^-^)/~~
by ゆ〜ひ (2006-11-07 07:02) 

INDY

>ゆ~ ひさん   昨日近くのホビーショップに行って探したんだけど、この大きさに合うのはペンダントとブローチの台座しかなくてどうしようか迷っていたら同じフロアでトールペイント材料のバーゲンをやっていて白木のティッシュボックスを見つけました。それでそれにエンブレムのように取り付けることにして白いスプレーのペンキを買ってきたんだけどちょっとやふってみたらサンドペーパーかけたりしなければいけないらしく、ちょっとストップしています。そのホビーショップでカルチャー講座もたくさんやっていてトールペイント講座もあって面白そうだったんだけど、あんまり手を広げすぎてもモノにならないので止めときました。 
by INDY (2006-11-08 01:38) 

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